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Item エスニック衣料・雑貨 歩インド衣料アルパカ雑貨アルパカについて
体の芯から冷えるといわれる京都の冬。
歩では、そんな底冷えの季節にぴったりなペルーのアルパカ純毛100%の製品を扱っております。
手編みの品がほとんどで、ふんわりと柔らかく編まれたセーターなどは、機械編みのものと比べて空気を含みやすくより暖かい製品となります。

数年前から、テレビCMで人気となり、姿かたちも認知されてきたアルパカですが、
本来のアルパカの生息地、あのもふもふの毛の特徴をご存知でしょうか?

アルパカは、ラクダ科ラマ属の動物(ほかに仲間はピクーニャ・ラマなど)で、ペルーヤボリビアの南米アンデス山脈、標高4000M前後の寒い高地に生息しております。
アルパカ
アルパカ毛は他の獣毛繊維(ウールやモヘア等)に比べ、毛の繊維が20~30ミクロンと細く、直毛で、1本が7~8センチと大変長いため、大変暖かく、また毛玉にもなりにくいといった特徴をもちます。
繊維が細いということは、繊維をより合わせて作った1本の毛糸の中に、たくさんの繊維の層があるということ。 1本1本の繊維が空気を含み、暖かい空気の層が何重にもなる為、同じ厚みのウールと比べると5倍の暖かさになります。
またウールのような縮れ毛と異なり、直毛で繊維が長いということは、引っ掛かりが少ないため、長く着用していても毛玉になりにくいということ。長い繊維がしっかり絡み合って毛糸そのものが丈夫なため、大変長持ちします。
「これ10年着ているわ」とお店にお越し頂く方、「やっぱりアルパカじゃないと」と仰る冬登山をされる方もいらっしゃいます。

多くの自然色があるのもアルパカの特徴です。
そのため染色せず本来の色だけで、さまざまなバリエーションの色柄・模様を表現できます。
生成り・黒・グレー・ベージュ・茶など、グラデーションを細かく分類すると25色、さらに細かくすると80色程もあります。
(染色性にも優れているため、白に近いきなり色を草木の染料で、赤や黄色など染めることもあります。)
セーターなどのニット素材となる原毛は、プロの手により厳しく選別され、ヨーロッパの技術を取り入れた清潔な工場で製糸されてます。
もともと繊維がとても細い(平均20~30ミクロン)アルパカ毛ですが、
当店で取り扱うアルパカ製品の糸は、さらにその繊維の細さによって区別され
最も細い22.5ミクロンまでの繊維を「ベビーアルパカ」、22.5~26ミクロンまでを「スーパーファイン」と表示しています。
アルパカ
厳しい管理の下、選別されたベビーアルパカは、獣毛繊維のなかでも最高級のニット素材とされ、その柔らかさと滑らかな肌触りは、まさに至福の一品です。
また、高品質と実用性を備えたスーパーファインの製品は、上質で普段使いのできる最高の品といえます。

ちなみに、帽子や手袋などのニット雑貨に使われるアルパカ毛は、刈り取られたまま市場で売られている原毛を、手つむぎで製糸された糸を使用しています。
手作業で柔らかく撚りをかけられた糸を使い、すべて手編みで仕上げられるため、
ひとつひとつ味わいがあり、とても温かみのある製品に仕上がります。

歩では、毛質の品質にこだわり、ベビーアルパカ100%とスーパーファイン100%のベスト・セーター・カーディガンの衣料と、マフラー・ショールの服飾品を取り扱っています。
また、現地の方々が日常品としても利用している、アルパカ毛100%のマフラー・手袋・靴下・帽子など、日用服飾雑貨も多数取り揃えています。
その他楽しい雑貨として、アルパカ毛100%でできた、まるで本物のアルパカをスモールライトで小さくしたかのようなアルパカ人形、ペルーの民芸品、ウールのカラフルな指人形もございます。
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